こんにちは、インテリアコーディネーターの守行です。
今回は、私自身の自宅で愛用しているお気に入りのインテリアをご紹介します。
イタリアデザイン界の巨匠、アッキレ・カスティリオーニがデザインしたフロス社の「MOD265」です。
壁面からダイナミックに突き出した2mを超える長いアームと、先端のコロンとした半球型のシェード、そして、バランスをとるためのコーン型の重りが特徴的な名作照明です。
初めてこの照明を見たとき、その建築的な美しさと、いい意味で「照明らしくない」アートのような佇まいに一目惚れしました。 インテリアコーディネーターとして日々さまざまな素材や家具に触れていますが、空間に「一点のスパイス」を効かせてくれるアイテムとして、どうしても自宅に取り入れたいと思ったアイテムの一つです。
デザイン性の高さはもちろんですが、実際に暮らしてみるとその「機能性」の高さにも驚かされます。
アームを左右に大きくスイングさせたり、上下の角度を変えたりすることで、光を当てたい場所へダイレクトに持ってくることができます。 ソファで読書をするときは手元に引き寄せ、リラックスしたいときは壁側に寄せて間接的な明かりにするなど、その時の過ごし方に合わせて空間の表情を自由に変えられるのが大きな魅力です。
自宅にお気に入りの照明がひとつあるだけで、夜、家に帰ってきて灯りをともす時間が特別なものになります。
家づくりにおいても、明るさを確保するだけでなく「どこにどんな光を配置するか」「どんな影をつくるか」というライティング計画は、空間の質感を大きく左右する非常に大切なポイントです。
図面やカタログだけではお伝えしきれない「素材や光の選び方の楽しさ」を、これからもコーディネーターの目線で少しずつお伝えできればと思っています。






