2018-06-21

今回の地震で考えさせられたこと

18日午前8時前に大阪北部で大きな地震がありました。
多くの人的被害が出ていると報道を見ました。
高槻市の実家も被害があり、幸いながら人の被害がなかったものの物が散乱していたり、ガスや水道が使えなかったりという事態を経験しました。近所ではもっと被害が出ているところがあることも聞きました。

なかでもブロック塀で被害にあわれた方がいらっしゃったことに、とくに残念な気持ちになりました。
本来、暮らしを守るべきものである建築物が凶器となって、人の命を奪ってしまうということは、建築に携わる技術者として非常に考えさせられる出来事でした。


ブロック塀の基準を再度確認してみました。
    








※弊社の工事中の写真です。
 今回の地震とは関係ありません






1.コンクリート基礎(I型、逆T型、L型)
2.鉄筋(D10~16で基礎定着40d以上、継ぎ手を入れてはいけない)
3.控壁(高さ1.2m以上の場合、3.4m以内ごとに設置、控壁の鉄筋は縦筋にカギ掛け)
書ききれないので内容抜粋して簡単に書きましたが、ほかに多くの規定がありますのでご注意をお願いします。

最後になりましたが、ルールを守るために常に施工方法を勉強し間違いのない知識を持っておくこと。なにか災害が起きた時だけではなく、常に意識をしておくことを今回は学びました。

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