こんにちは、アーキテクトの小畑です。
先日、大阪・関西万博のフランス館でルイ・ヴィトンの展示を見てきました。
レストランは寄らずに、とにかくこの展示に集中!
建物に入るとまず圧倒されるのが「トランクのライブラリー」。重松象平さん(OMA)が設計した空間に、ルイ・ヴィトンの象徴でもあるトランクがずらりと84個。ひとつひとつが素材や職人技を語るように並んでいて、ただ眺めているだけでブランドの歴史とクラフトマンシップを肌で感じます。
空間全体に広がるサウンドはフランス国立音響音楽研究所(IRCAM)によるオリジナルで、静かに耳に響きながら歩くと、まるで工房の中を散歩しているような気分になりました。奥へ進むと真鍋大度さんの映像インスタレーションが現れます
。無数の光と音が球体状に広がり、トランクが未来へと変化していくような幻想的な演出で、思わず足を止めて見入ってしまいます。日本のクリエイターとフランスのメゾンが出会うことで、単なるブランド展示ではなく「体験するアート空間」になっているのが印象的でした。
レストランは今回スキップしましたが、これだけでも十分に見応えあり。ルイ・ヴィトンの歴史と革新が同時に味わえる、まさにフランス館のハイライトだと思います。




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