大阪市内の住宅密集地での計画です。施主様からの要望は印象的なファサードと狭小間口ながらも確固たる想いが詰まった空間の構成、そして多忙な日常から隔離されるような上質な空間でした。
間口約5.4mの細長い敷地に建つ3階建て住宅で、ファサードはシンプルな箱型の構成としながらも、袖壁と庇を十分にせり出すことで躯体ラインを強調しました。また、袖壁と庇の奥にあるタイル壁に視線を誘導し、品格ある佇まいを演出しています。そして、外装のベースカラーを紫紺のような暗色にすることで、ファサードの存在感をより強調し、ファサードを構成している杢調水平ルーバーを葦で作った「葦簀(よしず)」のように掛け、モダンなファサードに上質さを一層印象付けました。内部は、2階と3階の間仕切り壁を最小限に抑え、吹抜け、大開口でつながるバルコニーを設けることで、十分な光を取り込める開放的な住空間を計画しました。さらに、バルコニーの壁面を高く設計することで、プライバシーが確保されたアウトドアリビングとなり、都市の中でもくつろぎを感じることができるよう配慮しました。印象的なファサードと広々とした住空間、そしてプライバシー性の高さが魅力の住まいが完成しました。
ぜひこの機会に、アドヴァンスアーキテクツの家づくりをご体感ください。
■日時:2018年10月14日(日) 10:00~17:30
■会場:大阪府大阪市
■備考:参加無料/完全予約制
開催情報の詳細や予約状況は、ウェブサイトをご覧くださ
https://www.advance-architect.co.jp/event/snt-2018/
advance-architect
0 件のコメント:
コメントを投稿