なぜエアコンを開発した人にノーベル賞が与えられないのか、考えてしまいます。
少し前になりますが、早めの夏休みを取り、家族で島根・鳥取の旅に出かけました。いつものように家族が行きたいところと、私が見たい建築をミックスさせて旅程を組みます。
まずは島根県、出雲大社と松江城、宍道湖あたりが目的地。
古代出雲歴史博物館。設計は槇文彦さん。
ガラスにタイル、コールテン鋼といった異素材をバランスよく組み合わせています。
宍道湖に面して建つ、島根県立美術館。
設計は菊竹清則さん。
外部にたくさんのアート作品が展示されていて、湖からの風も気持ちよく、たくさんの人が訪れていました。
そして宿泊したホテルがこちら。鳥取に入ります。
美術館と同じく菊竹清則さんの設計。
50年以上前に建てられました。
ロビーは創業時の雰囲気を色濃く残しています。
杉型枠のコンクリートとガラス、家具の雰囲気が抜群です。
杉型枠のコンクリートとガラス、家具の雰囲気が抜群です。
実は島根、鳥取には意外と多くの有名建築があります。
国宝の松江城や神在月で有名な出雲大社といった、古い建造物はもちろん、現代建築でも著名な建築家が手掛けたものが多くあります。
といいつつ、最後にご紹介するのは、日本で最も危険な国宝と呼ばれる『三徳山投入堂』。
その理由は、山の上に投入堂というお堂があり、そこにたどり着くには片道1時間半ほどかけて、崖や急坂、場所によっては道なき道を登らなければいけません。
例えばこんなところ。
ここはまだ鎖という手掛かりがあるので、まだましな方。足元が悪い崖もあるので、子供と行くとヒヤヒヤします。
まあ、こちらも自分のことで精いっぱいなんですが。
途中の絶景ポイントです。
ここも縁側の下は数十メートルのがけ地。
わが娘ながらよく平気でいけるもんです。
で、最後にたどり着くのがこの投入堂。(お堂の中まではいけません)。ここから眺めます。
うちは娘もいたので、約2時間で到着。
なかなかの達成感で、テンションMAX。
とてもいい経験になりました。
本当に危険で、前日、当日に雨が降れば入山禁止。
とてもいい経験になりました。
本当に危険で、前日、当日に雨が降れば入山禁止。
当日も2か所で靴のチェックがあります。
基本的に登山靴が望ましいそうです。
我が家はみんなスニーカーでしたが、事前に聞いていたので足底の溝が深いものにしていました。なかには断られた人もいて、その人は草鞋(わらじ)を購入して許可されていました。
いろいろ大変な場所ではありますが、危険を覚悟でみなさんも行かれてみてはいかがでしょうか!
0 件のコメント:
コメントを投稿