2023-04-19

長浜盆栽展

こんにちは!
建築技術部の岸田です。

4月も半ばを過ぎましたが、
新学期や新生活の慌ただしさも少しずつ落ち着いてきた頃でしょうか。
春の始まりは、新しい出会いや発見も多くあり
また個人的に初心の気持ちを思い返す季節でもございます。

今回は、地元長浜で催されておりました、
長浜盆栽展に初めて足を運んでみた事についてお話いたします。

(滋賀県)長浜駅を降りて、徒歩5分行くと慶雲館(けいうんかん)という建物がございます。
本館に入ってすぐに、古木が頬杖で支えられているものの
力強く花開いている梅の木は、とても存在感があり圧巻でした。



新館(梅の館)に入ると、切り絵作家の早川鉄兵さんと梅の盆栽のコラボがされており
切り絵の動物たちが今にも動き出しそうで、奥に進めば進むほど、
物語に入り込めるような作品になっており楽しんで見ることができました。





盆栽の知識はない私にも、盆栽をみているだけで、
季節を感じさせてくださる作品ではございますが、
切り絵を足すことによりさらに動きのあって面白い作品となっておりました。
気が付けば勝手にストーリーを考えながら進むことに楽しさを覚えました。

もし興味がございましたら、来年足を運んでみてはいかがでしょうか。


【慶雲館】

1887年(明治20年)、明治天皇行在所(一時的な滞在する施設)として実業家の浅見又蔵により建設され、館名は当時総理大臣であった伊藤博文が命名したとされております。

(キーワード)国の名勝、日本庭園:回遊式庭園


【早川鉄兵さん】

切り絵作家。1982年、石川県金沢市生まれ。小さいころに、母親と一緒に切り紙遊びをしたことをきっかけに切り絵を始める。滋賀県米原市の山間集落に拠点をおき、日々出逢う自然や動物をテーマに制作活動をしている。精密な切り絵作品にとどまらず、大掛かりなインスタレーションやライトアップを手がけるなど、新しい切り絵表現の可能性を模索している。(プロフィール引用)








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