2019-10-16

建物探訪

お世話になります。
設計部の成尾です。

少し前ですが、北海道に行く機会が御座いまして、
そこで見るべき建物はないかと、弊社の建築マニア 番匠さんに
聞いてみたところ、

「アルテピアッツァ美唄」 が一押しとの事でしたので、行って参りました。


こちらは、美唄市と市民有志とのプロジェクトとして、
廃校にされたままの栄小学校に、美唄で生まれた著名な彫刻家である
安田 侃さんが彫刻を通して、町の過疎化、財政難のなか、人々、子供たちの思い出を残そうと、ひとつひとつゆっくりと積み重ねながら作られた美術館です。


ここが入口になります。
クランクした道がその先の想像力をかきたててくれます。


木造の校舎が懐かしい雰囲気を創っています。


敷地内には、所々に彫刻が設置されています。


建物の中は、昔の学校の雰囲気そのままに、彫刻が並べられています。


この建物の横には、幼稚園があり、幼稚園児たちが庭を楽しそうにかけめぐり、
また静かに椅子に座ったり、散歩したりする人も居たり、
と、自然と人をつなげてくれるような場所であると思いました。
彫刻にもそれぞれ意味があるかと思うのですが、
訪れる人が自由に感じることを許容してくれているようにも思いました。

今回はあまり長く滞在できなかったのですが、
次回はぜひ、じっくりと過ごしたいと思える空間でした。

ちなみに、入場料はなんと、無料です!

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